韓国ドラマ「ビッグイシュー~正義か悪か~」について、ネタバレありで最終回の感想やあらすじを書いています。
また、ドラマのみどころ・評価、作品概要、キャスト・出演者情報、予告編動画等も紹介しながらわかりやすくご紹介をしています。
ビッグイシューは、どん底から這い上がるカメラマンと編集長が、芸能スキャンダルから悪を暴いていくドラマです。
これからドラマを見ようとしている方、実際に見ていて共感されたい方のために、わかりやすくまとめています。
ビッグイシューのあらすじ
かつて報道カメラマンとして正義感あふれる活躍をしていたソクジュ(チェ・ジンモ)は、病院長のスキャンダルをスクープすることができたのですが、被害者である女優チェリンの嘘の証言により仕事を失ってしまいました。
ソクジュの一人娘は心臓の難病を抱えてイルが、手術を受けることができなくなり、妻から見放されて離婚を突きつけられて去っていきました。
仕事も家族も失ったソクジュは、ホームレスの生活を送るようになり、アルコール依存症となってしまいました。
ある日、警察によるホームレスの一斉捜査から逃れるために、駅へ逃走してソクジュは偶然「サンデー通信」という芸能雑誌の編集長のスヒョンと偶然出会います。
そこでスヒョンはソクジュと娘の居所を探すという交換条件を結んで、パパラッチとして仕事を受けることになりました。
ソクジュはスヒョンからカメラを受け取ると、ターゲットである元アイドルの男のスキャンダルの証拠を撮るように命じられたのですが…。
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ビッグイシューの見どころ
「ビッグイシュー~正義か悪か~」は、芸能界のスキャンダルを暴く腕利きのカメラマンと編集長の活躍を描いたヒューマンドラマです。
熱血報道カメラマンだったソクジュ役を、昨年結婚をしたチェ・ジンモが体を張って熱演しています。
難病の娘の手術費を稼ぐために、芸能人のスクープを撮るためにスパイ映画のようなハードなアクションを披露します。
エリート報道カメラマンから、ホームレスに転落した姿は、御髪は乱れて髭面の風貌は衝撃的です。
そんなソクジュが、カメラを手にするとかつてのカメラマンとしての勘を取り戻して、スパイ映画さながらの華麗なアクションを披露しています。
元旦にビルの屋上でカメラを背負っての撮影をする時に、気温がマイナス10度という極寒の中で撮影をしたこともあったと記者会見で語っていました。
一方ソクジュをカメラマンとしてスカウトした編集長のスヒョンは、ハン・イェスルが冷徹にスクープを追いかける女性です。
スヒョンは新米記者だった頃のトラウマに悩み、冷酷無比な性格であるが優しさが垣間見えることもあります。
スクープを追い求めながらも、次第に人間らしい感情を見せるように成長をしていく、カリスマ性が強いけれどデリケートな面もあるヒロインです。
それぞれの過去に因縁を持つ元カメラマンと女編集長が、巨大な権力に立ち向かっていきますが、ベテラン俳優の二人がナイスなコンビを演じているところが見どころです。
このドラマは人々の好奇心について描いており、ある事件について世間で関心が高まってから、噂が本当なのか真実を知ることで安心してゴシップ記事への関心が下がるまでの、人々の心の動きがポイントではないでしょうか。
ビッグイシューは、市民が市民自身で仕事や働く場を作る試みです。
「イシュー (issue)」には、問題と出版物の発光の意味があります。
日本では2003年に創刊、韓国版は2010年に創刊されました。
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ビッグイシューの感想・評価
このドラマは事前にチェックしないで見ましたが、これまでに見たことのないジャンルの内容なので面白いですね。
まさに、マニア的なファンが増えるようなドラマではないでしょうか?
ストーリーの展開が早くて中だるみがないので、刺激的なサスペンスドラマとして一級品だと思います。
アクションサスペンスものというと、刑事ドラマなどを思い浮かぶのですが「ビッグイシュー」は、芸能界のスキャンダルを追いかける編集者やカメラマンという設定なので、とても新鮮に感じられました。
冒頭からトム・クルーズのスパイ映画か、ブルース・ウィルスのダイハード級の手に汗を握るアクションの連続で圧倒されてしまいました。
たった一枚の写真を撮るために、命を賭ける男の生きざまはプロフェッショナルでかっこいいですね。
放送カメラマンのソクジュは、仕事と家族を失い絶望してホームレスになってしまいますが、女編集長スヒョンとの出会いで0から這い上がっていく様はとても痛快でした。
芸能界のスキャンダルを追って裏の世界を見ていくと、ソクジュとスヒョンは巨悪と対峙することになり、予想つかない展開に驚かされてしまいます。
毎1話ごとに事件が一つずつ起こる読み切りタイプのドラマなので、気楽に見ることができます。
髪がボサボサで髭面のソクジュは、身なりを整えると一変してビジネスマンの風貌に変わる様は必見です。
一枚の写真を撮るために、ハードなアクションをこなしてタフな男として非常にかっこいいのですが、一方で一人娘セウンを想う父親でもあり切ない気分になります。
おばチャン
最終回の感想は?
衛星劇場でビッグイシューが放送されているので、順次ドラマをみてようやく完走しました。
続編が出てきたら、またぜひ見たい作品でしたね!痛快な気分が味わせるサスペンスドラマです。
主人公のハン・ソクジュが策略にはまって転落しても、またはい上がっていく所が共感できてよかったです。
一枚のスクープ写真を撮るために、カメラを武器にさながらスパイ映画のようなアクションで活躍をするのでまさに鉄人のような男だと思っていました。
ところが、強靭な精神の持ち主かと思いきやお酒を飲まないといられない弱い部分もあるので、とても人間くさい男でした。
ハン・ソクジュはどうして命がけな行動を取れるのかというと、一人娘のためにお父さんは頑張るんですね!
複雑な家庭環境で娘には父親だと明かせないけれど、遠くから愛おしそうに娘を見つめる姿に胸を強く打たれました。
最終回はまさに涙があふれてしまう場面もあるし、敵を欺くような大どんでん返しがあったりと最後まで目が離せなかったです。
そしてヒロインのチ・スヒョンは気品があって美しいですね!華麗なファッションも毎回楽しめました。
同性ながら、ドキッとしてしまうような妖艶な視線に釘付けになってしまいました。
記者から凄腕の女編集長と成り上がる様はソクジュと同様に、目を見張るものがありました。
チスヒョンとソクジュのラブラインがもう少しあったら、面白かったかもしれません。
そこでビッグイシュー続編を作って、新たな巨大組織と戦ってもらいたいです。
ヒロインを取り巻く周りのキャラクターもなかなか面白くて、サンデー通信のチョ代表はドラマ「まぶしくて」で老人たちを騙す広報館の代表役でも悪役を演じていました。
またサンデー通信のアシスタントでタクシードライバー役を演じていましたが、「揀択(カンテク)」でギョン王に仕えるファン内官を好演していましたね!
韓流ドラマをみていると、この顔どこかで見たことあるな?と思うような名脇役者を見つけるのも、ドラマを楽しむ一つであります♪
毎回欠かさず見ていたドラマだったので、最終回を迎えて少々ロスに陥っているところです…。
またこのような面白い作品に巡り会えたらいいなと思いますが、早くビックイシューの続編を作って欲しいですね!

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ビッグイシューの概要
人物相関図
キャスト・登場人物名
●ハン・ソクジュ(チュ・ジンモ)
大手新聞社の熱血報道カメラマンだったが現在はホームレスに転落。娘の治療費をかけてパパラッチとして決意する。
「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」「キャリアを引く女」「奇皇后」
●チ・スヒョン(ハン・イェスル)
芸能雑誌「サンデー通信」の女編集長。ソクジュをパパラッチとして雇う。
「美女の誕生」「クリスマスに雪は降るの?」「2度めのファーストラブ」
●チョ・ヒョンジュン(キム・ヒウォン)
「サンデー通信」代表。スヒョンの実力を評価しているが謎の人物である。
「知ってるお兄さん」「ミセン~未生~」「まぶしくて」
●チャン・ヘジョン(シン・ソユル)
「サンデー通信」第3チーム長。ソクジュが気になる。
「黒騎士」「応答せよ1997」「ロマンスは必然に」
●ペ・ミンジョン(チェ・ソンヒョン)
ソクジュの妻。娘の命よりも仕事を優先したことに腹を立てて離婚した。
「検事プリンセス」「王の涙」「六龍が飛ぶ」
●ペク・ウノ(パク・チビン)
財閥3世、俳優。
「花より男子」「バッドパパ」
●セウン(ソ・イス)
ソクジュの娘。先天性心臓疾患で移植手術を待っている。
「赤い月青い太陽」
●カン・シヌ(デニー・アン)
芸能界元アイドル。芸能事務所コンエンタ理事。
「素晴らしき、私の人生」「やってきた!ファミリー」
●イム・ドクフン(カン・ソンジン)
サンデー通信装備室長。伝説のパパラッチで車椅子に乗っている。
「私は道で芸能人を拾った」「彼女がラブハンター」
●ソ・ヨンミ(パク・ソンイム)
サンデー通信1チーム長。スヒョンの片腕
「アイテム」「素晴らしき、私の人生」
●イ・ミョンジャ(キム・ギュソン)
サンデー通信2チーム長。
「夜を歩く士(ソンビ)」「キャリアを引く女」
●ホン・テウ(アン・セハ)
サンデー通信3チーム。アシスタントカメラマン。
「揀択(カンテク)」「100日の郎君様」「ボイス2・3」
●キム・ソンス(イ・グァンフン)
スヒョンの運転手。
「人形の家」「花郎(ファラン)」
●キム・ヨンセ(チョ・ドクヒョン)
チェウムクリニック院長。セクハラ事件の加害者。
「運命の渦」「キム秘書はいったい、なぜ?」
●オ・チェリン(シム・ウンジン)
女優。セクハラ事件の被害者。
「マイ・ヒーリング・ラブ」「夜警日誌」「福寿草」
ドラマ概要
- 韓国ドラマ「ビッグイシュー」は2019年に放送。
- 全16話
- 脚本:チャン・ヒョクリン「THE K2~キミだけを守りたい~」「ヨンパリ~君に愛を届けたい~」「リセット」
- 演出:イ・ドンフン「秘密のオブジェクト」「いかさま師~タチャ」「神の贈り物-14日」
※U-NEXTで視聴できるドラマ
「ビッグイシュー」に出演していた俳優の過去のドラマは、U-NEXTで見ることができます。
▼U-NEXTでドラマ見る方法をわかりやすく図解しています▼

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まとめ
2019年に韓国で放映されて、リアルな描写に大変話題になった作品です。
「ビッグイシュー ~正義か、悪か~」は、TSUTAYA TV配信とTSUTAYAレンタルで見ることができます。
●TSUTAYA TV先行配信
2020年7月31日㈮ 1~16話
2020年9月2日㈬ 17~32話
●TSUTAYA先行レンタル
2020年9月2日㈬ Vol.1~8
2020年10月2日㈮ Vol.9~16
全32話 (全16巻 / 各巻本編各2話)
なお、「ビッグイシュー〜正義か、悪か〜」はツタヤディスカスで見ることができます。
詳しい視聴方法は以下の記事でわかりやすく方法を図解しています。

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